物販(せどり)を始めようと思うけど、初期費用はどれくらい必要なのかな?
物販(せどり)を事業を拡大したいけど、資金調達はどうしよう…
このような疑問をお持ちの事業主の方も多いのではないでしょうか?
物販とは、商品を仕入れて販売するビジネスを指します。
物販は低コストで始められることから、多くの人々に人気があります。
しかし、初めて物販を始めようとしている方や初めて融資を検討している事業主の中には、資金調達方法で悩んでしまう方も少なくありません。
こちらの記事では、物販ビジネスで必要な初期費用の目安や資金調達のコツを紹介していきます。
FP1級や行政書士資格を活かして事業主を支援している私が、詳しく解説します!
物販(せどり)とは何か?
物販とは、主にネットショップやネットオークションを通じて「安く仕入れた商品を高く売る」ビジネスモデルです。
特別なスキルは不要で、世の中のトレンドや流行を把握すれば誰にでも始められる特徴があります。
- 売る商品によっては多くの初期費用が必要
- ビジネスの規模が大きくなると資金調達が必要
- 需要と供給のバランスが崩れると赤字になる恐れがある
- 競合が増えると利益率が下がる
- 商品の選定や仕入れ先の選定を慎重に行う
- 販売戦略の構築と事前準備を慎重に行う
誰にでも始められるけど、リスクも存在しますね。
ビジネスにはリスクがつきものです。上手にリスク管理しながら、物販(せどり)を始めましょう。
物販(せどり)を始めるための初期費用
物販(せどり)を始めるためには、商品を仕入れるための初期費用が必要です。
- 商品の仕入れ資金
- 梱包・発送資材など備品
- ツール・サービス費用
- ネットショップの開設費用
費用の目安としてはトータルで100万円以内となるケースが多いです。
商品の仕入れ資金
物販を始めるためには、売るための商品を仕入れる必要があります。
初期費用の中でも最も重要なのが、商品を仕入れるための資金と言えるでしょう。
仕入れ資金の目安は仕入れる商品よって異なりますが、初めて物販を行う場合は数万円程度から始めるのが一般的です。
市場や需要と供給のバランスを見極めることが難しいため、リスクを抑えるためにも「高くても数十万円程度」に抑えると良いでしょう。
- まずは自己資金を使う
- クレジットカードで仕入れる
- ビジネスローンを利用する
いずれにしても、リスクを考慮した上で適切な資金調達方法を選択し、計画的に行うことが重要です。
なお、銀行や信用金庫では、基本的に実績のある法人相手にして融資を行ってくれません。
初めてビジネスを行うなら、ビジネスローンの審査が通りやすいってことですね!
ビジネスローンを取り扱っている会社は、創業支援も詳しいので相談してみると良いでしょう!
梱包・発送資材など備品
仕入れた商品が売れたら梱包して発送する必要があり、資材などの各種備品を用意しなければなりません。
- 梱包テープ
- ダンボール
- ポリエチレン袋
- クッション材などの緩衝材
- 封筒
- プリンター
- 納品書を作成するための用紙
- 配送用ラベル
- 配送伝票
梱包資材は、商品を発送する上で欠かせません。
梱包が丁寧な業者は信頼を得やすいため、物販ビジネスを拡大するためにも備品をしっかりと用意しておきましょう。
なお、梱包・発送資材は近隣の店舗やネットショップなどで購入できます。
多めに用意しておくと安心ですね!
資材や備品は多額の資金がかからないため、そこまで負担にはならないです。
ツール・サービス費用
物販を行う上で、ツールやサービスを利用することで効率的に作業を進めることができます。
- 商品リサーチツール
- 自動出品ツール
- 在庫管理ツール
など、ツールを使いこなせば在庫管理や売れ筋商品のトレンドを容易に把握できるメリットがあります。
効率よく収益を上げるためにも、ツール・サービスへの投資は惜しむべきではありません。
- 作業効率の向上
- 商品リサーチの簡略化
- 価格変動の自動監視
ツール・サービスの費用は、種類によって異なりますが毎月数千円程度から利用できます。
- 自分の目的に合っているか
- 使いやすさやインターフェースの使い勝手はどうか
- サポート体制がしっかりしているか
などを確認して、最適なツールを選んでください。
自分で在庫管理やリサーチを行うのは大変ですもんね…
作業を効率化するためにも、ツールやサービス有効活用しましょう♪
ネットショップの開設費用
ネットショップを開設するためには、プラットフォームの利用料が必要です。
Yahoo!やAmazon、楽天市場など著名なプラットフォームを利用すれば効率よく集客できます。
プラットフォームを利用すれば広告の手間やコストも省けるため、有効活用しましょう!
自分で集客するのは骨が折れるので、有名なプラットフォームを使うことにします!
商品が人目に付かないと意味が無いので、ぜひ有効活用しましょう!
物販(せどり)の資金調達のコツ
物販(せどり)を始める際や事業を拡大する際には、資金調達が必要となることがあります。
- リサーチをしっかり行う
- 小口仕入れを活用する
- クレジットカードとフリマアプリの活用
資金調達をする際の注意点について、しっかり把握しておきましょう。
リサーチをしっかり行う
物販(せどり)で成功するためには、どの商品に需要があるかリサーチすることが重要です。
専門のツールを利用すれば効率よくトレンドをリサーチできるため、特段難しい作業を行う必要はありません。
リサーチして需要がある商品を見つけ、余計な仕入れを減らすことでコストを抑えることができるでしょう。
小口仕入れを活用する
物販では、いきなり商品を大量に仕入れる必要がありません。
小口仕入れを活用することで、必要最小限の在庫で始めることができます。
小口仕入れとは、販売量や在庫量の実情を鑑みて仕入量を必要最小限に留める方法です。保管スペースも少なく済むため、管理コストも抑えられます。
多くの場合で、小口仕入れには送料や手数料が含まれているため、初めて物販を行う方と好相性でしょう。
クレジットカードとフリマアプリの活用
物販で商品を仕入れる際には、クレジットカードの活用も有力な選択肢となります。
クレジットカードを利用すれば、仕入れ費用やオンラインストアの開設費用で支払うことができます。
事業用のクレジットカードを作れば経費の管理もしやすくなるため、一枚持っておくと便利です。
また、商品を販売する際には、プラットフォームに加えてフリマアプリも活用しましょう。
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは商品を無料で出品できます。10%程度の販売手数料が発生するものの、競合商品の検索も容易にできるため、有効活用してみてください。
物販(せどり)での資金調達方法
物販ビジネスを始める際や事業を拡大する際には資金が必要です。
- ビジネスローン
- クレジットカード
自己負担を用意する以外にも資金を用意する方法があるため、多くの方法を知っておきましょう。
ビジネスローン
物販に必要な初期費用や事業拡大の運転資金を調達するためには、ビジネスローンで融資を受けることがおすすめです。
銀行や信用金庫は審査が厳しく、事業規模が小さいと融資に応じてもらえない可能性が高いです。
ビジネスローンを専門に取り扱っている会社は、柔軟に融資に応じてくれる上に創業して間もない事業主にも融資を行ってくれる傾向にあります。
返済能力や事業計画を示すことが重要なんでしょうか?
その通りです。返済の見込みや収益が見込めれば、融資を受けられる可能性が高いでしょう。
クレジットカード
仕入れ資金の調達方法として、クレジットカードを利用する方法があります。
クレジットカードで商品を仕入れることで、手元の資金を確保しつつ商品を仕入れることが可能です。
ただし、クレジットカードを利用して商品を仕入れた場合でも、期日までに支払を行う必要があります。分割払いを利用すると手数料が発生する点には注意が必要です。
また、クレジットカードには利用上限額がある点も忘れてはいけません。
物販(せどり)の資金調達に関するよくある質問
- 物販は何から始めれば良いですか?
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まずはビジネスプランを立て、売れ筋商品のトレンドなどをリサーチしましょう。
その後、仕入れ先の確保や販売チャネルのプラットフォームなどを選定しましょう。
- ツール・サービスは必須ですか?
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事業の効率性を重視するなら、ツール・サービスの導入は必須です。
使いやすさやサポート体制なども確認し、自分の目的に合ったものを選びましょう。
- せどりで利益を上げるためのポイントは何ですか?
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せどりで利益を上げるためのポイント
- 商品リサーチの精度を高める
- 仕入れ先を増やし在庫を確保する
- チャネルやプラットフォームを複数利用する
- 梱包などの発送作業を丁寧に行う
上記のポイントを意識しながら、収益力を高めていきましょう。
- 物販ビジネスを資金調達方法を教えてください。
-
ビジネスローンの利用やクレジットカードの活用が挙げられます。
スムーズに融資を受けて効率よく事業を拡大するためには、ビジネスローンの利用がおすすめです。
まとめ
物販(せどり)のビジネスには、一定の初期費用や事業を拡大するための資金が必要です。
- 商品の仕入れ資金
- 梱包・発送資材など備品
- ツール・サービス費用
- ネットショップの開設費用
などが必要になるため、必要な費用を事前に把握しておくことが重要です。
手元資金だけでは足りない場合や手元資金を温存したい場合は、ビジネスローンを活用して資金調達するのがおすすめです。
ビジネスローンを利用すれば、
- 最短即日で融資を受けられる
- 創業支援や中小企業支援のプロと相談できる
- まとまった資金を用意できる
というメリットがあります。
物販ビジネスの開始や拡大を検討している方は、ぜひこちらの記事を参考にしながら効率よく資金を調達してみてください。
\物販ビジネスの拡大を検討している方におすすめ!/