4月から自転車に乗る人はヘルメットの着用が努力義務化されるけど、着けないと罰則とかあるのかな・・・?
児童や幼児は着けないといけないのはわかるけど、大人も着ける必要が本当にあるのかなぁ・・・?
など、ヘルメット着用努力義務化について、疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
2022年4月の法改正によって、年齢にかかわらず自転車利用者全員に適用されるようになりました。このことについて、TwitterなどのSNS上でさまざまな意見が交わされています。
この記事ではホリエモンの解説を軸にして、自転車だけでなくスノーボードやスキーのヘルメット着用についても言及し、ヘルメット着用義務化の必要性について考えみましょう。
学生時代は自転車通学、20年経った今でも趣味でサイクリングを嗜む私が、分かりやすく解説します!
自転車のヘルメット着用義務化について
日本政府は、自転車のヘルメット着用について「努力義務」として呼びかけて、ヘルメットをつけなくても違法ではなく、あくまでも「つけてください」というオフィシャルな立場を取っています。
ホリエモンもそうですが、自転車に乗ることが多い筆者は、学生の頃は自転車通学、今でもトライアスロンやロードレースで自転車を嗜んでいます。
その経験から言えることは、自転車に乗る上で単独事故はそこまで多くはありません。
しかし、他の車両との事故に遭うことは少なくないので、自転車に乗る際には、事故を予見して慎重に行動する必要があります。
バイクが突っ込んでくる、車が突っ込んでくる、右折事故などさまざまな事故が起こり得るため、自転車に乗る上で、ヘルメットは必要不可欠な装備のひとつです。
自分自身が被害に遭うだけでなく、他人に被害を与える可能性もあることを考えると、ヘルメット着用義務化は必要な措置だと言えるでしょう。
たしかに、急に飛び出してくる車やバイクをよけるのに、大人も子供も関係なくリスクはありますよね。
ヘルメット非着用で自転車事故により亡くなった人の約6割は、頭部に致命傷を負っているデータもあります。
スノーボードやスキーのヘルメット着用について
自転車だけでなく、スノーボードやスキーでもヘルメット着用は重要です。スノーボードやスキーは、自転車と同様に高速で移動するため、事故に遭う可能性があります。
また、スノーボードやスキーは初心者でも簡単に始められるため、事故のリスクが高いとも言えるでしょう。
ホリエモンと同じように特にスノーボードは、逆エッジによる転倒が起きやすく、重傷を負うこともあるため、ヘルメット着用は義務化されるべきだと考える人もいます。
スキーでも、高速で滑走中に転倒することがあり、頭部を強く打ってしまうと大怪我につながることがあります。そのため、スキーやスノーボードをする際は、ヘルメットを着用しましょう。
私も友達とスノーボードをしてた時に、逆エッジで転倒したことがあったけど、受け身をとる余裕はなかったなぁ・・・
逆エッジを完全に防ぐのは難しいので、ヘルメットを含め十分な装備をして、前後で怪我をしにくい転び方を学びましょう!
よくある質問
自転車のヘルメット着用の努力義務化について、気になる質問をまとめました。
- 自転車のヘルメット着用の努力義務って、かぶらないとどうなるの?
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「努力義務」とは「ヘルメットを着用するように努めなければならない」ということなので、罰則はありません。
道路交通法(令和5年4月1日以降)では、
自転車を運転するすべての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないのはもちろんのこと、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。
参考:警視庁のホームページより
また、保護者等の方は、児童や幼児が自転車を運転する際は、ヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。と定められています。
大人になるとヘルメットかぶるのダサいって思っていたけど、身を守るためには必須アイテムですね!
ヘルメットの非着用で、着用時と比べて致死率は2.3倍、衝撃は17倍という実験結果もあります。
急なアクシデントなどで資金調達に困った際は、ビジネスローンがおすすめです。詳細は下記をご確認ください。
- 自転車のヘルメットって何でもいいの?
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ヘルメットであれば何でもいい、というわけではありません。
例えば、防災用のヘルメットや工事現場用のヘルメットは落下物に対応しているので、万が一の転倒に対応はしていません。
ママチャリなどの自転車の場合であれば、転倒した際に衝撃を分散して吸収するものがよいでしょう。
そういえば、ヘルメットってどこで買えばいいんだろう・・・?
ヘルメットは自転車用品店やスポーツショップ、ホームセンターで売っています。ネットで購入する場合はサイズに注意です!
- 法令に書かれている「義務」っていくつあるの?
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法令に書かれている「義務」には、先述の「努力義務」以外では
- 義務:しなければならない
- 配慮義務:配慮しなければならない
の2種類があります。
「義務」を怠ると「義務違反」で、指導・助言・勧告・命令の対象になり、さらに違反を重ねると悪質な場合は、罰金又は懲役刑まであり得ます。
「配慮義務」は、義務を履行するために何らかの措置・対応を取る必要があり、これを怠ると、指導・助言・勧告などの対象になるので注意しましょう。
努力義務以外は、履行しないと何らかの処罰の対象となることがあるので、よく法令を確認しましょう!
まとめ
自転車、スノーボード、スキーなど、さまざまなスポーツや交通手段での事故による頭部の怪我は、生命にもかかわる重大な事態につながります。
ヘルメット着用は、自分自身の安全だけでなく、周りの人々への影響も大きいため、着用義務化は必要な措置だと言えるでしょう。
ヘルメットは、機能性だけでなくデザイン性にもこだわったものが多数販売されています。
自分に合ったヘルメットを選んで、スポーツや交通手段を楽しみながら、事故を防ぐための対策を取りましょう。
自分の身を守ることは、お金を守ることにもつながります。防犯と会社経営は同じで、事前準備はとても大切です!