Microsoftと手を組んだOpenAIの「チャットGPT」が逃げ切るか、Googleの「バード」が巻き返すか、目が離せないな・・・
OpenAIはMicrosoftと手を組んで、Amazonの「AWS」の牙城も崩そうとしているけど、Amazonはどうするのかしら・・・
など、AI界隈の覇権争奪争いが激化しており、気になっている人も多いのではないでしょうか。
Googleが最近発表した新しいAIサービス「バード」は、GPT-3の技術をベースに作られた自然言語処理AIであり、文章を要約することや質問に回答することができます。
自然言語処理AIである「チャットGPT」との競争が激化しており、「チャットGPT」は先にデビューして、月間アクティブユーザー数1億人、時価総額3兆8000億円を記録しました。
この記事では、敦っちゃんの解説を軸に、Googleが最近発表した新しいAIサービス「バード」の誕生した背景や、「チャットGPT」による未来予測、AIがもたらす未来について解説します。
FP1級などの資格を持ち、経営コンサルタントも行う私が、分かりやすく解説します。
「バード」が誕生した背景
Googleはまず、2017年に言語処理AI「トランスフォーマー」を開発しました。
2020年にGoogleの「トランスフォーマー」に対抗して「GPT-3」が開発されたことを受けて、2021年には「トランスフォーマー」をバージョンアップした「ラムダ」を開発しました。
この「ラムダ」を基にして開発されたのが今回リリースされた「バード」になります。
Googleの「バード」とOpenAI&Microsoftの「チャットGPT」の戦いはすでに始まっており、双方ともに膨大な数の投資と会社の命運がかかっています。
また、Microsoftは「チャットGPT」を動かすためのクラウドとして「Micsosoft Azure」を持っており、Amazonの「AWS」のシェアを削る動きも見せていくでしょう。
Microsoftは「チャットGPT」の利益の75%と株式の49%、「Azure」の独占使用を条件にOpenAIに巨額投資をしています。
さすがMicrosoft。先を見通す力がすごいなぁ・・・
チャットGPTによる未来予測
チャットGPTは、教育や記事分野において大きな影響を与えることが予想されています。
教育現場では、ニューヨークやシアトルの教育委員会で「チャットGPT」の使用を規制する動きがあります。
しかし、過剰反応との意見もあり、「チャットGPT」をうまく使うことで、レポート作成や難解な問題の出題に上手く活用することができるでしょう。
一方で記事分野では、AI記者の育成が進んでおり、記事制作のコストカットや効率化が期待されています。
アメリカのメディア「バズフィード」は、AIを活用した記事制作に取り組み、株価が上昇した例もあります。
新しいAI技術に対して拒絶するのではなく、学んで上手く取り込んだ人が今後も生き残っていけるんですね!
AIに飲み込まれるのではなく、AIを上手く駆使しで自分らしさを出せる人が、どの分野でも成功して稼いでいけそうですね。
AIがもたらす未来
AIは人間に比べて早く、かつコストがかからないため、AIを活用する企業は競争力を持つでしょう。
文章・画像・音楽など、AIができることは多様になっており、従来の仕事が奪われる一方、新しい仕事が生まれる可能性もあり、AIが苦手なところを巧みに使うことで、差別化を図ることもできます。
しかし、AIに飲み込まれてしまう人々も存在します。AIがもたらす未来は、今までの生き方に大きな影響を与えることが予測されるでしょう。
未来を予測することは難しいですが、AIがどのように使用されるかによって未来が変わってきます。
AIが得意な土俵で戦うのではなく、AIが苦手な分野で勝負を仕掛けて差別化を図っていくのが今後のポイントですね。
ただAIに飲み込まれるのを待つのではなく、対抗するにはどう攻めるべきか検討した上で、今から準備をしたいですね。
よくある質問
「チャットGPT」や「バード」などについて、気になる質問をまとめました。
- 「チャットGPT」で何を聞けばいいの?
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「チャットGPT」はテキストを所定の場所に入力すると、それに応じた答えを返してくれる対話型AIです。
簡単な質問以外にも、文章を要約したり、小説や詩を創作したり、英文の翻訳などさまざまなことに利用できます。
私は低カロリーで低糖質な晩ごはんのレシピを「チャットGPT」で聞いたりしています。
質問の仕方を工夫することで、より聞きたいことにフィットした答えを得られるように学習してくれるのもポイントです。
ファクタリングは、急なアクシデントで困った際、要望にフィットしやすい資金調達の方法です。
- 「チャットGPT」の『GPT』ってどんな意味があるの?
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『GPT』とは、日本語で汎用技術のことです。
組織や制度の改革という意味で用いられることもあれば、特定分野での最先端の研究技術という意味でも用いられます。
その中でも、広範囲で多様な用途に利用され得る基幹的な技術のこと示すことが多いですね。
- 「チャットGPT」は、無料で使えるの?
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「チャットGPT」は無料で利用することもできますが、生成できる文章量や回数に制限があるので注意が必要です。利用にはOpenAIのサイトでサインアップが必要になります。
まずは無料で試しに使ってみて、もっと使いたいと思ったら有料版に切り替えるものいいでしょう。
まとめ
この記事では、Googleが最近発表した新しいAIサービス「バード」について、その誕生の背景やAIが私たちにもたらす未来について解説してきました。
OpenAIやMicrosoft、GoogleやAmazonのAI覇権争奪戦は、ますます目が離せないものになるでしょう。
またAIによって、今までの仕事や生き方が大きく変わることが予想されます。
AIに取って代わられる可能性のある仕事は、AIが苦手な部分を活用して差別化を図ることが求められ、AIを駆使して新しい価値を生み出すことができる人々が今後生き残っていくでしょう。
未来に向けて、AIを含めたテクノロジーの発展に対応できるよう、個人や企業は常にアップデートと学習を続けることが必要です。
AIがもたらす未来は明るい一方で、課題やリスクも存在することを忘れずに、AIを活用した新しい未来を切り拓いていくことが重要です。
AIをツールとして上手く使いこなして、新たな価値を創造できるようにまず「チャットGPT」を利用してみます!
Googleの「バード」が使えるようになったら、「チャットGPT」と比較していいとこを利用したいですね。