【ヤバい老後貧乏!】将来年金はいくらもらえる?年金の現実を金融のプロが徹底解説!

老後貧乏、年金の現実
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年金を払っても、自分たちが貰える頃には制度は破綻しているかも・・・

年金を払っても貰えないんなら、別に保険に入った方がいいのかな・・・

などと、老後の年金について不安に思っている方は多いのではないでしょうか。

資産運用や節約が大切で自分年金を準備することが必要不可欠ですが、お金と経験のトレードオフを考慮しながら、人生の価値観が形成される経験を大切にすることも重要です

資産形成のタイミングを見極めて適切な金融知識やバランスを持って取り組むことで、安定した老後生活に向けて着実に進むことができるでしょう。

この記事では、老後に備える重要性やお金と経験のトレードオフ、人生の価値観の形成について詳しく解説し、資産形成のタイミングや方法について具体的に紹介します。

FP1級や証券外務員1種の資格を持ち、金融のプロの私が年金の現実や老後の備え方についてわかりやすく解説します。

事業の資金繰りで悩んでいる方は、こちらの記事を参考にしてください。

目次

老後貧乏の実態

老後貧乏の実態
老後貧乏の実態

今回の動画では、厳しい現実となる「老後貧乏(退職後の生活費が不足する状況)」の実態について解説します

資産運用(お金を増やすための投資活動)をしている人の多くは、億万長者になってファイア(経済的独立・早期退職)を達成したいとか、リッチな老後生活を送りたいわけではありません。

ただ、お金に困らない普通の老後生活を送りたいと考えています。

ベビーブーマー世代老後貧乏問題

実際、ベビーブーマー世代(1946-1964年に生まれた世代)が大量退職金を迎える中、彼らは年金だけでは普通の生活を送れない老後貧乏を迎えていて、働かざるを得ない状況に追い込まれています。

彼らは貯金をしておけばよかったとか、もっと多くの年金がもらえるように正社員として長く働けばよかったと後悔の念を口にしますが、老後貧乏が続くという現実を受け入れるしかありません。

今の50代の方たちに蓄財がないのは、貯金の習慣を身に付けていなかったのが最大の理由だと言われていますね。

30代・40代は過去を変えられる

しかしあなたがまだ30代~40代なら、今からでも変えられます。ヤバすぎる老後貧乏の実態と後悔しない方法について詳しく解説していきますので、残酷な現実と老後貧乏の未来を変えましょう。

30代~40代から公的年金とは別に自分年金を積み立てていくことで、老後にお金の不安を感じない生活を送ることができます。

20代は経験に対して積極的にお金を使い、30代からは徐々に老後に備えて蓄財していく習慣をつけるのが大切ですね。

50代の貯金がヤバすぎる

50代の貯金がヤバすぎる
50代の貯金がヤバすぎる

金融広報中央委員会が公表した2022年の50代単身世帯の金融資産保有額の割合によると、金融資産をほとんど持たない保有者の割合は40%であり、5人に2人が資産を持っていませんでした。

金融資産の平均額は1048万円でしたが、中央値はわずか53万円でした

これは、平均値が少数の富裕層によって引き上げられた一方、中央値は金融資産額を少ない順に並べたときに真ん中の位置の世帯の金額を示すため、中央値が実態により近い数字となります。

割合単身世帯の世代別貯金0世帯の割合

世代別に見ると、貯金が0の単身世帯の割合は30代で32%、40代で36%、50代で40%、60代で29%、70代で28%と、おおむね3割から4割の割合で貯金がないことがわかります。

30代から50代にかけて貯金0世帯の割合が緩やかに増加する傾向があるのは、転職や失業などによって給与が減少する時期を迎える人が累積的に増えるためです。

例えば、月収30万円の人が転職やリストラを機に月収25万円に減少すると、数か月間貯金を切り崩す生活を余儀なくされるでしょう。それは収入が減っても生活水準を下げることが難しいためです。

50代2人以上世帯の金融資産保有額割合

50代の2人以上世帯の金融資産保有額の割合によると、貯金ゼロの割合が24%であり、4世帯に1世帯が貯金がありませんでした。

平均値は1253万円でしたが、中央値は350万円であり単身世帯の7倍の貯金がありました。

50代の4世帯に1世帯が貯金がないこともショックですが、中央値が350万円なのは老後を考えると不安になりますね・・・

50代になると対策をするにも限界があるので、30代から少しずつ、自分年金の準備を始めた方がいいですね・・・

将来貰える年金額について

将来貰える年金額について
将来貰える年金額について

もらえる年金額は加入年数や働き方で異なりますが、例えば夫婦共に65歳から受給すると仮定した場合、夫が自営業で妻が専業主婦なら夫婦合わせて月額20万円程度の年金がもらえることになります。

しかし、これでは老後の生活費を賄うのが難しく厚生労働省が発表した平均的な老後生活費は月額約24万円で、年金収入だけでは不足分が出てしまいます。

そのため、貯金や投資で補う必要がありますが、金融資産のない世帯にとっては厳しい状況となるでしょう。

家のリフォーム代や医療費、子や孫への出費がかさむことから、年金だけでは足りないと考えている人は多いですね。

自分の父親も、夫婦二人で年金だけの生活だと心もとないと週3で働きに出たりしているから、身につまされる話ですね・・・

銀行融資を断わられて困っている事業者の方は、こちらの記事をご確認ください。

【2023年比較ランキング】ファクタリングおすすめ優良会社8選を金融のプロが紹介

お金と経験のバランスをとる方法

お金と経験のバランスをとる方法
お金と経験のバランスをとる方法

老後に備えることは、現在の生活を安定させ将来に不安を抱えずに過ごすために重要で、特に資産運用や節約、そして自分の年金を準備することが大切でしょう。

老後貧乏の実態を考える際将来を考慮しすぎて現在の楽しみを犠牲にすることも問題ですが、無計画な生活を送ることは、後悔することにつながるので、お金と経験のバランスが重要です

お金と経験のトレードオフ

人生において、お金と経験はトレードオフの関係にあります。

つまり、どちらか一方を手に入れるためには、もう一方を犠牲にしなければならない場合があり、お金と経験のバランスを適切に取ることが重要です。

経験を優先すべき大切な時期がある

20代前半までの経験がその後の人生に大きな影響を与えるため、この時期にお金を使って積極的に経験を積むことが重要です。 経験を優先することで、価値観が広がりより自分らしい人生を歩むことができます。

20代後半から40歳までには、経験だけでなく資産形成にも意識を向けることが重要でこれにより、安定した老後生活を送ることができます。

お金を老後のために貯めるか、自己投資として経験を優先するかは人それぞれです。バランスのよいところを見つけたいですね。

人生のフェーズによっても蓄財と経験、どちらに集中すべきかは変わると思うので、柔軟にバランスよく対応したいですね。

【おすすめ】S&P 500インデックスファンド

【おすすめ】S&P 500インデックスファンド
【おすすめ】S&P 500インデックスファンド

毎月一定額をS&P 500インデックスファンドに投資することで、長期的に資産を増やすことが期待できます。

例えば、40歳から毎月3万円を積立投資して年平均7%のリターンで25年間運用すると、最終試算では約2,400万円になることが見込めます。

資産形成のタイミングは個々人の状況によって異なりますが、40歳までには始めることが望ましいでしょう。

S&P 500インデックスファンドへの積立投資は、資産形成の一例として参考になるでしょう。適切なタイミングで資産形成を始めることで、安定した老後生活に備えることができます。

老後資金作りでは、指標に基づいたインデックス投資で地道に時間をかけてコツコツ積み立てていくことがおすすめですね。

即日融資を受けたい事業者の方はビジネスローンも検討してみましょう。詳細はこちらをご確認ください。

【2023年比較ランキング】ビジネスローンおすすめ優良会社8選

よくある質問

よくある質問
よくある質問

年金のことについて、よくある質問をまとめました。

年金の相談をするときはどこに聞けばいいの?

年金の相談は、下記の場所で行っています。

  • 街角の年金相談センター
  • 駅近・ショッピングセンター内などの便利な立地
  • 年金の専門家が丁寧に対応

年金の相談から年金請求書の預かりまで、無料でサービスを受けられて費用は一切かからないので、ぜひ活用してみてください。

老後に年金だけで生活できるの?

共働きであれば年金だけで生活するはできますが、どちらか一方の片働きの場合だと月3.5万円、1年で42万円ほど貯蓄を取り崩す必要がある計算になります。

また、生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(2022年)によると、「老後の最低日常生活費」は平均23.2万円となります。

やはり30代を過ぎたら、自分年金としてコツコツインデックス投資などの積み立てを始めた方がいいですね。

資金繰りで頭を悩ませる事業者の方は、ファクタリングはおすすめです。詳細はこちらの記事をご確認ください。

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老後貧乏になりやすい人の特徴って何かある?

老後貧乏とは、定年とされる65歳以上の老後生活が貯蓄や年金でまかなえない貧しい状態のことを言います。

実は老後貧乏になりやすい人の特徴として、

  • 老後資金として必要な金額を把握していない
  • 老後の収入源が年金しかない
  • 現役時代から支出が多い

などが挙げられます。

老後貧乏が避けられない場合は、労働期間をのばしたり、生活保護を受ける必要があります。若いうちからの対策が重要ですね。

将来年金はいくらもらえる?年金の現実を金融のプロが徹底解説のまとめ

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資産形成のタイミングは各々の状況によって異なりますが、一般的には40歳までに始めることが望ましいです。

S&P 500インデックスファンドへの積立投資は、資産形成の一例として参考になるでしょう。資産形成を成功させるためには、金融知識の習得や貯金と投資のバランスを保つことも大切です

また定期的な見直しを行って適切な資産運用を続けることで、安定した老後生活に備えることができます。

事業の資金繰りで悩んでいる方は、ビジネスローンも選択肢に入れることをおすすめします。こちらの記事を参考にしてください。

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